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2010/01/03
DAY2 stage1 総括 ビデオの追加
Stage1の勝者はBMWのナーニ・ロマ。元三菱ワークス。26回大会では2輪でKTMで優勝を経験。2位は完璧主義者の元WRC王者のカルロス・サインツはVOLKSWAGEN。いずれもスペイン出身。3位も元2輪で4輪でも王者のステファン・ペテランセルもBMW。ちなみに、2輪と4輪の両方で優勝しているのは彼とユベ・オリオールだけだ。そしてロマはこの両タイトル獲得に最も近くにいる。池町/細野組たちも2輪の経験を活かして走りきってほしい。
さて、トップ10ではBMWとVOLKSWAGENが多数を占めるが、注目はリーマンショック以降身売り先を捜していたHAMMER。H3とハマーの中では小型であるが、これを左右それぞれタイヤ1個分の幅をワイドトレッド化し、バギーのような感じになっている。絶対転倒しないという意識の現れ。が、サスペンションアームが長くなり過ぎて、強度低下はないのか?
さて、他の日本人の結果では池町も言っていたが、TOYOTA・ランドクルザー(TLC)トヨタ車体の三橋淳が群を抜くスピードで31位。先でも紹介したブルーノ・カタルリがコ・ドライバーでランドクルーザーの安定感と安心感で上位にくいこんでくることは間違いなさそう。止まっている時にライバル達を観察できたが、三橋氏の速さが光っていたと池町が言っていた。
最後は彼らスバル勢。
薄いふわふわした砂の下には固いグラベル。ダストが舞い上がる。まずポッゾがSS中にこのダストの中で視界を失い、さらにリアを流しすぎてクラッシュ。幸いサスペンションだけのトラブルで済んだが、SSを凄い振動の車内で耐えることを強いられた。先行していたがトラブルを抱えたポッゾに池町が追いつく。彼らに声を掛け無事を確認する。ポッゾは状況を身振りも交えて、彼らにトラブルの原因を伝え、さらに、先に行け!!と手を振り合図する。No.345の状況を見たナビゲーション担当コ・ドライバー細野は、気を入れないとあのようになると気合いを入れた。しかし、順調過ぎた彼らにもトラブルが襲いかかる。リアサスペンションのショックアブソーバーがどうしてか歪んだ。ダンピングが効かない。しばらく走ってみたが、次にスプリングにもクラックを発見。このSSは通過するだけ。選択肢は無かった。サスペンションが沈み込まないように、ジャッキを使ってアームを押し下げ車体の水平を維持。リアをリジッドにして、ハードなSSのルートを、実にゆっくり、ゆっくりとフレームを歪ませないようにして通り抜けた。
一方、コルドバで彼らを待っているチームのテントには、到着した他のエントラントからあまり嬉しくないニュースが伝わっていた。暗いムード。しかし到着した彼らのあきらめてないのを見て、チーム一丸となってこの問題に取り組んでいる頃だろう。
ダンパーのオリフェイスの組み合わせと、スプリングレートの最適化。部材を使ったピロボール周辺の強化。コンピュータから得られたストレートとコーナーでのアクセル開度とスピード。空気密度に排気温度、ブレーキの使い方にも違いがある。それぞれの特性に合わせたセッティングにリセットされる。そして明日、天気は雨へと移行。ダストはない。ワイパーフェチの細野氏の真価が問われる。氏は3ヶ月に一度ワイパーを交換しないとクルマを運転する気にならないらしい。(笑 / 井上)
ダカールオフィシャルHPのビデオページ
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投稿者 ikemachi.net : 2010/01/03 13:15
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