« DAY1 最初のエタップへ | メイン | ヨーロッバステージを振り返って »

2007/01/07

DAY2 SSの後に地中海へ463kmのリエゾン

07/01/07 STAGE2
Portimão → Málaga TOTAL 545 km / SS 67 km

GMT 13:20
SS 32位 IKEMACHI (JAP)/SUGIMURA (JAP) MITSUBISHI
SStime/01:09:08 Variation/00:09:42(Sainz)

総合51位。ドーンとアップとお知らせしたい所だか、ナカナカそうはいかない。昨日の10分のビハインドをこのショートなSSで挽回することは難しい。「今日は10台ぐらいは抜いたかな。抜くのが難しいルートだし、視界がまったく効かないほどすごくダスティーだから、ま〜いい感じじゃないかな。今、メカニックが整備してくれているから少し休憩できているよ。この後フェリー乗り場まで直行するよ。タイミングが良ければ、ひょっとしたら写真送れるかもね。とにかく明日はモロッコのステージが始まるからね。アフリカ入ってまた頑張りるよ。」とコメントをしてきた。
先に書いた、今回のSSの順位で明日のSSのスタート順が決定する。これが遅いと今日のように、リスクを背負って前走車を抜いていくことになる。もちろん最善のルートは前が走っている。追いつかれたらアラームが鳴るサンチネルという装置があるが、そこには駆け引きもあるしタイムロスも付いてくる。数秒が積み重なると分単位。モチベーションとイマジネーションを維持できるものが生き残る。ダカールはまだまだ遠い。(ADit's井上)


GMT 11:00
写真が池町から届いた。すっかり本番モードに入った感じだ。三菱自動車・ラリーアートのサテライトチームだから体制も整い、毎晩このようにしっかりと整備を受けるのだ。

07daka11.jpg

ラリーマシンを走らせてみて、今日のフィーリングはどうだったか、どのようなメンテや調整が必要かをメカニックに確実に伝えるのもドライバーの仕事だ。このコミュニケーションというか信頼関係を築くため、テストに参加したり、早目に渡欧したりするのである。チームとして、いくらシステマチックに役割が与えられていても、それはそれ。やはり話をしたり冗談をとばしたりして、徐々に高まってくるもの、ダカールへ苦労してたどり着こうもんなら、もう戦友ともいえる関係になったりする。そんな関係をたくさん作ってきた彼だからこそ、こういったシーンはダカール中にはよく見られる。

07daka12.jpg

で、まもなく池町・杉村組の344がスタートする。今回のステージを上手くこなして通過してほしい。SSは67kmだけだから、昨日の挽回をと思っていないはずだ。乾燥地帯の平地から少し山手へ、昨日通ってきた道を戻るようなカタチでSSが設定されている。DSSとASSが同じ場所の周回コースになっている。これでヨーロッパステージでのSSは終わり。国境を越えてスペインの地中海岸の町Malagaに向かう。ギリシャ神話に、海の神ポセイドンが建てた2つの柱と表現される最果ての地、そこがジブラルタル海峡であったと言われる。そんな逸話が残る海峡を、彼らはフェリーで渡る。そこはもうアフリカ大陸。モロッコだ。(ADit's井上)

GMT 4:00
池町からメールが入った。『今日で良いホテルに別れを告げなければいけません。贅沢と言えばそうなのかも知れませんが・・・。とにかくまた頑張ります。』昨日の厳しいリザルトで意気消沈しているかと思えば、ホテルがどうのというメールを送ってくるあたり、まだ本番は海を渡ってからだと考える彼らしい。7回目のダカールともなるとずいぶんリラックスして楽しんでいるようだ。2輪で16位と10位というリザルトを残し、4輪にスイッチした初回、市販車無改造クラスにデビューウイン。しかもトラブルで止まったライバルを牽引してのゴールによりフェアプレイ賞も獲得。その後2度のチャレンジで昨年はクラス2位と健闘。そして今年だ。ん? 合計で6回? いやいや、実はバイクで参戦する前に、プレスのアシスタンスとしてダカールを走っている。で合計7回。奇しくもそのプレス(カメラマン)も今回、池町の古巣であるTLCよりドライバーとして参戦している山田周生氏なのである。その時に池町はダカールでリザルトを残すには、何が必要で何をすべきかを知ったと語った。調査、分析、実行というビジネスにおける必須セオリー、マーケティングプロセスを実践し、現在もダカールを走り続けている池町。ただ速いとかドライビングが上手いというだけではない、+αなセンスも要求されるということなのだ。ダカールラリーの懐は思ったよりも深んだと彼が言うのも納得できる。(ADit's井上)

etape2map2.jpg

投稿者 ikemachi.net : 2007/01/07 12:57

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://ikemachi.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/31

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)